上司から仕事を振られないとき、私がやっていること

社内ニートの日常

何も頼まれない時間が、一番つらい

「仕事、振られないな…」
そう感じる時間ほど、長く感じるものはありません。
誰かが忙しそうに動いている中で、自分だけ手が止まっていると、まるで“存在していない”ような気分になります。
最初は「今はタイミングじゃないだけ」と思っていても、日が経つにつれて不安が積み重なっていく。
「私、もう必要ないのかな」と、心の中で何度もつぶやいてしまうのです。

上司との距離ができる瞬間

上司との距離は、いつの間にか広がっていきます。
雑談が減り、報告のタイミングも掴めなくなる。
「何かありますか?」と声をかけても、「今は大丈夫」と笑って返される。
その“やんわりした拒絶”が、じわじわと胸に刺さります。
職場というのは不思議で、仕事がある人のほうが自然と会話も増えていく。
だからこそ、仕事を振られない人ほど孤立しやすい。
誰も悪くないのに、空気だけが冷たくなっていくのです。

私が“仕事をしているふり”をやめた理由

かつての私は、ブラウザを開いては「何かしているように見せる」ことに必死でした。
意味もなくエクセルを開き、キーボードを叩く音を立てる。
でも、ふと気づいたんです。
“ふり”を続けていても、何も生まれない。
むしろ、自分を消耗させるだけだと。
それ以来、「今日は何もしていない自分」も、ただ受け入れるようにしました。
その方が、心は少し軽くなるから。

暇な時間を「自分の勉強時間」に変える

仕事を振られない時間を、私は「自由な勉強時間」と呼ぶようにしました。
ネットで業界ニュースを読む。
ExcelやWordPressの操作を覚える。
ときには、自分の興味のある副業のリサーチをしてみる。
最初は小さな行動でも、少しずつ“自分で動く”感覚が戻ってきます。
誰かから与えられる仕事ではなく、自分で作る時間。
それが、少しずつ「生きてる実感」につながっていきました。

人の評価ではなく、自分の視点で生きる

「仕事がもらえない自分」は、決して“ダメな人”ではありません。
ただ、その職場の流れや人間関係に合わなかっただけ。
人の評価は変わるものだけど、自分の視点は育てることができます。
誰かに認めてもらうためではなく、自分の心が納得できる方向へ進む。
それができれば、社内ニートの時間も「静かな修行期間」に変わるのです。
焦らず、少しずつ、自分の世界を取り戻せばいい。


“仕事をもらえない自分”を責めるより、
“それでも席にいる自分”を認めてあげよう。

── 社内ニート経験者ぽしゃより

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